「WHAT」と「WHY」
ビジネスを自動化する2種類の動画戦略
再生回数を稼ぐ動画と、ファンを創る動画は全くの別物です。
この2つを戦略的に使い分けることで、あなたのビジネスは自動で回り始めます。
戦略①：「WHAT」の動画で再生回数と登録者を増やす
これは、あなたのチャンネルを知らない多くの人に届けるための「ヒーローコンテンツ」です。そしてハッキリ言えば、無料で有益な情報を求める「ハイエナへの撒き餌」です。
バズを狙うことでチャンネル登録者数を増やし、「このチャンネルは人気がある」というブランドイメージを確立します。しかし、この動画だけでは本当のファンは生まれません。
【AIへの指示文：ヒーローコンテンツ編】
この指示文（プロンプト）をGeminiにコピペし、AIに最強の撒き餌を考えさせます。
「私は自身の健康チャンネル向けの、ヒーローコンテンツの企画を探しているプロのトレーナーです。以下の絶対条件を満たす、具体的な動画タイトルとコンセプトを提案してください。
【絶対条件】
脱・常識: 健康業界で『常識』とされていることを、科学的根拠をもって根底から覆す、革命的なコンセプトであること。
完全なオリジナリティ: YouTubeやGoogleで検索しても類似のものが出てこない、完全に新しい切り口であること。「HIIT」「痩せるダンス」など、既に存在するフォーマットの亜種は提案しないでください。
高い目標設定: 後発・無名のチャンネルであっても、1ヶ月で100万回再生を狙えるほどの強いインパクトと拡散性を持つ企画であること。
思考のフレームワーク: 提案は必ず『①破壊する常識 → ②提示する新しい世界観 → ③視聴者が得られる究極のベネフィット』という構造で説明すること。
具体的なアウトプット: 提案はコンセプトだけでなく、そのまま使えるレベルの動画タイトル案まで含めること。」
エビデンスがあること。素人でも理解できること。コメントがたくさんつくこと。シェアがたくさんされること。説明なしで面白いと思えるもの。理論だけではなく、具体的なアクションを含めること。」
戦略②：「WHY」の動画でファンと顧客を創る
この動画の再生回数は、「WHAT」の動画の1/100かもしれません。しかし、ビジネスの売上を支えるのは、こちらの動画です。
ここでは、あなたの価値観や哲学、人間性を語ります。視聴者は「この先生から学びたい」と感じ、あなたの熱狂的な「ファン」になり、そして「顧客」へと変わっていきます。
【AIへの指示文：ファン化コンテンツ編】
この指示文をGeminiにコピペし、AIにあなたのファンを創るための企画を考えさせます。
「私はプロのトレーナーです。今回は再生数を狙う『ヒーローコンテンツ』ではなく、既存の視聴者や特定の問題を抱える層との関係性を深化させ、熱量の高いファンや将来の優良顧客を育成するための『エンゲージメント特化型コンテンツ』の企画を求めています。
以下の絶対条件を満たす、具体的な動画コンセプトとタイトル案を提案してください。
【絶対条件】
非・バズ狙い: 爆発的な再生数や幅広い層へのリーチは目的としません。むしろ、ターゲットを意図的に絞り込み、ニッチなテーマを深く掘り下げることを最重視してください。
強い自己投影の誘発: 視聴者が思わず「これ、私のことだ…」「なんで私の気持ちが分かるんですか？」とコメントしたくなるような、強い共感や自己投影を促す企画であること。
人間性の開示: 私（トレーナー）の完璧な専門性だけでなく、価値観や哲学、過去の失敗談や弱さといった人間的な側面を伝えられる内容であること。
顧客へのブリッジ: 無料の動画でありながら、視聴後には深い納得感と信頼感が生まれ、「この人からもっと深く学びたい」と、私の有料サービスへの自然な興味が湧くような構成であること。
思考のフレームワーク: 提案は必ず『①ターゲットペルソナ → ②その人が抱える、言葉にならない心の声（インサイト）→ ③提供する価値と具体的な動画コンセプト』という構造で説明すること。」
自動化：「WHAT」と「WHY」でビジネスを回す仕組み
この2種類の動画をただ作るだけでは、ビジネスは自動化しません。重要なのは、動画の最後に必ずCTA（コール・トゥ・アクション＝行動喚起）を入れることです。
具体的には、動画の最後で「無料トライアル」「無料診断」「メルマガ登録」などを案内し、概要欄とチャンネルトップのリンクからいつでも登録できるように設定します。
この仕組みを一度作れば、あとは動画が再生されるたびに、広告費ゼロで見込み顧客のリストが自動的に増え続ける。これこそが、AI時代の「自動収益マシン」の正体です。
